今回のブログでは私たちYOKOの東京事務所の1階スペース、その中でも特徴的なこの四角い窓についてご紹介いたします。
この窓はリノベーションの際に新しく設置したものです。
以前は少し薄暗い印象だった1階ですが、この窓から入るあかりで随分明るくなりました。
日本で窓といえばアルミサッシの引き違い窓がほとんどですが、この窓は木枠の跳ね上げ窓。
ヨーロッパの住宅の窓をイメージソースとしてデザインしました。
窓を水平にすることもでき、気持ちの良い風が入ります。
オークの集成材で仕上げた出窓部分は前の通りからも目に止まりやすく、イベント開催時にはディスプレイスペースとしても使っています。
この窓のもう一つの特徴は、内側に扉が付いていること。しかも左右均等ではなく、左側はさらに上下にも分かれています。
一見不思議なこの内扉ですが実はとても機能的。
例えば、ミーティングに集中したい時は左上を開けて視線を遮りながら光だけを入れる、プロジェクターを使う時は内扉を全て締めて部屋を暗くする…など、用途に合わせて開閉することができます。
アシンメトリーに開いた内扉から入る光は空間に不思議な影を作ります。
今回はYOKO東京事務所の窓についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
小さな空間ですが、色々なこだわりを持ってつくった場所ですので、少しずつブログでもご紹介していければと思っています。