皆さんは玄米、白米どちらがお好きですか?
最近では健康のことを考え玄米を好む方も増えてきましたが、実際にどのように違うかご存知でしょうか。
今回は玄米と白米の違いについてご紹介していきたいと思います。
玄米、白米とは?
私たちがいつも食べているお米は、稲という植物の実です。
この実は、籾と呼ばれる堅い殻(籾がら)に覆われているためそのままでは食べることができません。
その実から籾がらだけを取り除いたものを玄米と呼びます。
そして玄米のまわりにあるぬかや胚芽を削ったものを白米と呼びます。
この削りとる作業が精米と呼ばれるものです。
玄米と白米の特徴
玄米
- 籾がらだけが取り除かれたもの。
- ぬかや胚芽が残っているので、ビタミンB1,B2、ミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいる。
- 固いため消化はしづらく、よく噛んで食べる必要がある。
白米
- 玄米からぬかと胚芽が取り除かれたもの。
- 玄米に比べると栄養素は劣るが、炭水化物だけでなく、体をつくるのに欠かせないタンパク質などの栄養素を含んでいる。
- 消化吸収がよく、胃腸の調子が悪い時にも食べることができる。
玄米と白米は味や風味も異なりますが、どちらも沢山の栄養を含んだ良質なエネルギー源です。
気分や料理に合わせて自由に楽しんでみてはいかがでしょうか?
精米について
玄米から白米に精米するとお米の周りを約1割削り取るため、玄米1kg=白米900gほどになります。
お米は精米すると中身である白米部分が直接空気に触れ、酸化が始まり風味が落ちていきます。
保管する場合は出来るだけ玄米の状態で保管し、精米後は出来るだけ早めに食べることをオススメします。
コメマルシェではその場で精米が可能です。
ぜひ精米したての美味しいお米を味わってみてください!
コメマルシェ
私たちコメマルシェは、デザイン事務所が運営するお米屋です。コンセプトは”Rice &Design”。お米を通して、「人」と「デザイン」のこれからの関わり方を考えていき…